わたしは唯一の友達であるウサギのアリスを追いかけていた。そうすると見知らぬ大木の前に出た。桜が満開に咲いた枯木だった。そこで女の子にあった。つっけんどんだけど、優しい子。見知らぬわたしに優しくしてくれた彼女はどこか寂しげで、何かを願っている
ようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-18 21:36:36
31184文字
会話率:26%
『明日を生きられない恐怖を知っているか――。』世界から見放された奇妙な町で15歳の少年、壱は育った。町に住む子ども達は暴力生業にし、その日を必死で生きる。仲間の裏切り、大事なものとの別れ。彼が最後に行き着く先は――。
最終更新:2008-12-18 00:20:44
5221文字
会話率:32%
目が覚めるとボクは、古いお城の中の石のベットの上に寝ていた。傍には大きな男の人が立っていて、ボクに《ハクのトキ》が来る前にコップに入っているものを持っていけと急かす。ボクはなんだかわからないまま、言われた《役目》を果たそうと、薄暗い廊下へ歩
いて行った……。昨今の痛ましい事件を数々を見て、一念発起で真剣に取り組んだ小説です。親とは子とは命とは。皆さんに何か感じていただければと思っています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-17 23:59:40
6778文字
会話率:22%
少年は追われていた。男はそれを見て、過去の古傷が痛んだ。助けた理由はそれだけだった。その小さな出来事は、バラバラに散っていた多くの偶然を集めることになる。
最終更新:2008-12-16 23:01:58
243848文字
会話率:43%
血約騎士は血約者の血を使って魔法の力を発現させる。主人公ユラノは血約騎士プリスの下、街に襲いくる吸血鬼たちと戦っている。かつてない規模の襲撃があった日、ユラノは「血の恋人」の少女アカリと出会う。周囲に拒絶され、また自身も周囲を拒絶するアカリ
をユラノは放っておけなかった。血塗れの中で二人が繋がるダークファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-14 14:31:15
99747文字
会話率:44%
ロドニー=デ=モンテグランデ。ダーク帝王の参謀として滅私で仕えてきた男が人生の最期に望んだもの。それは愛する人の温もりであった…。オマージュ対象曲:SADEMOTION
最終更新:2008-12-14 00:04:44
11553文字
会話率:49%
人間界より遥か上空にある世界《天空界》。其処に存在する大国、《天界》の姫君リンネ。彼女は国の後継ぎになる為、男として生きることを強いられる。政権争いの為に命を狙われ、逃げ続けるリンネの前に現れたのは、漆黒の翼を持つ《魔界》の王、アルクだった
。白と黒、正反対の二人の出会いは、果たして偶然か必然か―――二人が紡ぐ、切ないラブファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-08 13:17:47
677文字
会話率:0%
緑の森はとても平和で、争いも事件も何一つない。それがあまりに退屈だったから、俺は一大決心をした。「俺、今日から悪人」
最終更新:2008-12-08 11:58:57
4094文字
会話率:21%
墓穴を掘る人間はときに穴の中で拾い物をする。ロンドンに住まうクロス・ホーエンローエは魔術師という肩書きを持つが、風采の上がらない組織員として活動していた。古代の魔術書を回収する作業を指示され、帰途についたところで武装した一団の襲撃を受ける。
死地に陥り、しかしそこで奇妙な人物と出会うこととなった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-07 01:13:13
186132文字
会話率:49%
西暦3000年というすばらしき数字を人類は数えることまでなしえた。1000年ほど前までは、隕石の衝突や地球温暖化現象などが心配され、西暦3000年は人類には訪れないと言われていたが、人類は難無くそれを乗り越え、自由と平和の世界が出来ていた。
そんな世界も裏では人体研究がひそかに行われていたのだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-23 22:45:20
3372文字
会話率:15%
天と地の狭間に存在する館。現に在りて夢の中に在る場所。死に瀕した者を救う、再生と死滅の場所。或いは――……
最終更新:2008-11-20 18:08:26
6159文字
会話率:47%
強大な敵を前に、最愛の者が倒れて行く。
最終更新:2008-11-20 08:00:43
634文字
会話率:30%
守護者の青年・シシル。咎を背負う者・クラン。二人の男はそれぞれの思いを胸に旅立つ。
最終更新:2008-11-20 06:26:19
2072文字
会話率:11%
【完結しました】本作品は『約束された出会い』編の続編です。先にそちらをお読みなることをお願い申し上げます。―――前作最後に転校した空気読めない男、カズヤが主人公。新しく出会った友人と共に、その地域で問題を起こす不良グループや教師を相手に戦い
、成長していく一年を追います。―――カズヤは一人で考えて行動できるようになるか?―――オネエ言葉の信吾は壮絶な過去を乗り越えられるか?―――二つの顔を持つ教師の不正を暴けるか?―――不良グループとツーリングサークルとの三角抗争を制するのは誰か?―――前作の主人公は今、何処……?―――そして前作の友人たちの出番はあるのか?ブログでは先行連載終了済みです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-07 00:21:23
155747文字
会話率:41%
【完結しました】憎しみと過去の因縁に囚われた哀しい一族に生まれた双生児。愛情不足の主人公は、行方不明の弟を見つけ出すことができるのか?−−−第一話「約束された出会い」では、主人公を取り巻く運命の輪に取り込まれる仲間たちとの出会いを描きます。
−−−表向き人当たりよく振舞う主人公の傲慢で尊大で人間嫌いな顔を知りながら、仲間たちは主人公を受け入れられるのか?−−−仲間を得た主人公は、人間嫌いが直るのか?長い物語の導入編。ここから物語は始まります。また下記アドレスYahooブログ内で先行記事&物語の世界観解説がアップされています。http://blogs.yahoo.co.jp/alfraia折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-08 14:20:42
204391文字
会話率:44%
それは一見賢そうに見えて、阿呆な生物だった。その、彼ないし彼女は、阿呆なのだ。そして私も阿呆なのかもしれない。少なくとも、その生物から見た私は、愚かにみえるようだった。
最終更新:2008-11-06 19:52:28
1858文字
会話率:0%
生きている人間などというものは、どうも仕方のない代物だな。何を考えているのやら、何を言い出すのやら、自分の事にせよ他人の事にせよ、解った例しがあったのか・・・・・・。それに比べると死んでしまった人間というものは大したものだ。まさに人間の形を
しているよ。してみると、生きている人間よりは、死者の方が人間に近い生物なのかもしれないな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-03 01:42:30
237666文字
会話率:53%
自分は後どのくらい生きていられるのだろうか。常に死と向き合っているこの場所で――。
最終更新:2008-10-29 17:28:17
8726文字
会話率:16%
とある研究施設。彼女は天才で何をするにも抜きん出ていた。僕は彼女の助手で、やがて愛し合い、毎日が楽しくて幸せだった。だけどそんな日々は長く続かなかった。彼女が、異種族だったから…―。
最終更新:2008-01-19 11:33:27
1667文字
会話率:14%
神代聖はかつて、愛しい少女、命を鬼から守るため力を得た。しかし、その力は逆に命を傷つける結果となる。数年後、高校に通いながら鬼を狩る聖の前に命が現われ・・・・
最終更新:2008-10-28 22:53:38
14916文字
会話率:32%
誰だって子供のころゲームをやっていただろうRPGやアクション。サバイバルホラーにファンタジーこの世界にはない生き物たちがいて、魔法があって、強力な武器があって。時たまその世界に行って見たい。自分もあの英雄のように剣を持って、銃を持って戦いた
い。と思ったことがあるはずだ自分も最初はそう思っていた。だけど、実際にそれが実現したらどうなるかなんて考えたことは無かった。でも急にそれは実現してしまった。唐突に。突然に。そこで待っていたものは、楽しさでも嬉しさでも、ましてや感動でもなく恐怖と悪夢の二重奏。それだけだった折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-28 21:21:17
16701文字
会話率:18%
男性と女性が互いを憎み合い、子供を成す事も出来なくなった人類は滅亡への道を直走る。争いに満ちた世界の中、身を寄せ合いながら辛うじて人間らしい生活を送る四人の人間が狂った世界に翻弄され、その中で必死に生き抜こうとする近未来ダークファンタジー。
最終更新:2008-10-20 15:03:45
12033文字
会話率:12%
仮面をつけのが当たり前の世界。そこでは五年に一度仮面を変えるのだが、少年は3歳のときに変えてしまった。そこからその仮面との付き合いが始まった。外れない仮面。外れたとき少年は……。
最終更新:2008-10-15 21:56:04
3240文字
会話率:18%
綺麗な桜色の中に佇む貴方。「君のせいだよ。」のその言葉。全てわかったのは、時既に遅し。アナタノセイヨ。
最終更新:2008-10-12 16:21:31
2500文字
会話率:11%
館の住人たちは、首をかしげる。何故、自分たちは死なないんだろう。永遠を行きながら、永遠を生きていない存在。時に悲哀、時に滑稽なメロディーを奏でる、彼ら。来るべきハロウィンの夜、誰かの手によって扉は開かれる。──いらっしゃいませ。我が主の館へ
、ようこそ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-10-14 23:26:05
3049文字
会話率:28%